ペットショップで売れ残りの犬猫はどうなる?

ペットショップ 売れ残りペットショップには、可愛い子犬や子猫が毎日たくさん並んでいますよね。時には売れないままに大きくなってしまった子を見かけることがありますが、ペットショップで売れ残った犬や猫がその後どうなっていくのかご存知ですか?

ここでは、売れ残ってしまった犬や猫がどうなっていくのか、生体販売の問題点、里親になる選択肢などについて紹介しますので、是非最後まで読んでください。

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ペットショップで売れ残りになった犬猫

売れ時は生後三ヶ月頃まで

海外からみると、ペット後進国と言われている日本は本当にペットショップが多いです。以前は子犬や子猫などの生体の取扱は、ペット専門店がほとんどでしたが、ここ数年大きなホームセンターなどに行くと必ずと言っていいほどペットショップが併設されていて、休日ともなれば、多くの家族連れで賑わっています。

このペットショップのショーケースの中にいる子犬や子猫は、新しい家族の一員として迎えられ可愛がられていくと思いますが、残念ながら全ての子犬や子猫に家族が見付かる訳ではありません。

生体販売の一番のネックは、商品である生体が成長してしまうことです。やはり生体は月齢が若い方がよく売れるでしょう。タイミングが悪かったり、縁に恵まれなかったりした子たちはどんどん大きくなり、生後三ヶ月を過ぎた頃には販売価格が下がり始めます。値段が下がり始めるのと同時に、売れる確率も減っていき、最終的には売れ残ってしまうことも少なくありません。

売れ残った場合の行き先

数ヶ月の間ショーケースの中にいても、残念ながら売れ残ってしまった子犬や子猫は、いつまでもそこに置いておかれる訳ではありません。ペットショップでは、次の売れる商品と入れ替えなければ商売にならなくなってしまいますので、売れ残った子たちはショーケースの外に出されます。その行き先はいくつかあるようです。

格安販売へ回される

ペットショップの中には店舗を持たずに、インターネットなどを使用して格安で生体販売をしているところもあります。そのようなところに、移されて今度はそちらで販売されるケースもあるようです。

ブリーダーのところへ戻される

元々ペットショップへ生体を提供したブリーダーのところに、一定の期間が過ぎたら戻される場合もあります。戻された後は、繁殖犬として飼育していくこともあります。

里親にもらわれていく

ペットショップの従業員や知人に引き取られる場合もあります。稀に里親を探してくれる場合もあるようです。

買い取屋に引き取られる

最近メディアで話題になったこともありますが、売れ残ったペットを専門に買い取る業者が存在します。買い取られた子犬や子猫がその後どうなるのかは、あまり明確にはされていませんが、あまり良い環境で過ごせるとは限りません。

殺処分される

本当に残念なことですが、売れ残った子犬や子猫は商品として価値が無いと見做され殺処分されてしまう場合も少なくありません。運が良ければ保護団体に引き取られ、里親を探してもらえる場合もあります。


犬や猫を飼う時にマイクロチップを付けるべきって知っていますか?犬に付けるマイクロチップについて、犬にマイクロチップは必要?付けるメリットとデメリットまとめの記事で詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください。

ペットショップでの生体販売をやめる動きも

生体販売の実態

子犬や子猫を欲しい人が居て、ペットショップでそれを買っていき、家族の一員として愛情を持って生活していく。それだけでしたら、生体販売をやめようなどという動きは起きてはいないでしょう。

動物愛護法では、生後56日を過ぎていないと子犬は販売や展示はできないことになっています。一見すると、生後二ヶ月位までは親元に居られるようにも聞こえますが、実際に56日が過ぎてすぐに販売するためには、本来親元で過ごさなければいけない大切な時期に、母犬や兄弟たちと離されて専門業者に渡されるのが現実です。

1匹で狭いケースに入れられ、搬送されている間に衰弱して死んでしまう子もなかにはいます。母犬の元にいれば生きていられた命がそのような残念なことになってしまう。その実態を知った人たちが、生体販売はやめるべきだと立ちあがった結果が、生体販売禁止運動です。

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悪質なブリーダーも存在する

多くのブリーダーさんは、自分のところで産まれた動物を自分の子どものように思い、里親に出す時や提携している業者に出す時には、少なからず寂しい思いをしながら、その動物の幸せを望んでいます。

しかし、最近のペットブームの流れからなのか、無理な繁殖を繰り返し子どもどんどん産ませて、繁殖能力がなくなったら個人名で保健所に殺処分を依頼したり、劣悪な環境においやってしまったり、最悪の場合は山へ捨ててしまうようなブリーダーがいるのも事実です。

何故そんなことが起こるのか。それは、子犬や子猫はお金になるからです。早いうちに母元から離され、良い出会いがあって幸せになれればいいのですが、そんな思いをしたのにペットショップで売れ残り、また次のところに回されていく、このような現実はあまりいいことだとはどうしても思えません。


犬の殺処分の現状を、犬の殺処分の現状。殺処分ゼロの為に一人ひとりが考えたいことの記事で詳しく書いています。ペットを飼う前に一度読んでみてください。

ペットを飼いたいなら里親募集の選択を

里親になることを選択肢に!

ペットを飼いたいと思ったら、まずはペットショップに行きショーケースのなかの子犬や子猫のなかから選ぶと思いますが、その選択肢の中に里親というのも入れていただきたいと思います。全国には、犬や猫の里親を探している団体がたくさんあります。もしかしたらご自宅の近くにもあるかもしれません。

ペットショップで犬や猫を購入する前に、見学だけでも構いませんので一度保護施設を覗いてみませんか。保護団体には、先に紹介したようなペットショップで売れ残った子や、保健所で殺処分されるところを保護団体の方のおかげで救われた子もいます。

現在ペットショップで犬や猫を購入している人の半分だけでも、里親制度を利用して一度は不幸になりかけた子たちを家族に迎えいれてくれれば、ペットショップでの販売競争も減り、その結果過剰な繁殖も減っていくのではないかと思います。

海外でのペットショップ事情

ペット先進国と言われているドイツやイギリスでは、ペットショップに犬や猫が商品として並んでいることはほとんどありません。これは、犬や猫を販売するには国が定めた様々な厳しい条件をクリアしなければならず、実質それは大変難しいことだからです。

この国の人たちは、犬や猫を飼いたいと思ったら、ブリーダーや保護施設から引き取る方法を取ります。これらの国は動物愛護の意識が大変高く、動物にも一定の権利を与えていることから、飼育をするにも厳しい法律が定められていますので、飼う側の意識も大変高いです。

子犬や子猫を見て、その可愛らしさに負けて勢いで購入するようなこともなく、思ったより大きくなってしまったから、吠えてうるさいからなどの理由で保健所へ連れて行くようなこともありません。

ペット先進国から日本に旅行に来た外国人は、ペットショップの狭いガラスケースの中に、子犬や子猫が並んでいる光景を見ると、先進国である日本がペットに関しての意識の低さに大変驚くそうです。日本での、動物愛護法が改正されて少しずつ意識が変わってきてはいますが、ペット先進国に追いつくのはまだまだ先のことかもしれません。


犬や猫を飼う時は、里親制度を利用する人が増えてほしいと思っています。里親になる方法など、詳しく子犬は里親で探そう!子犬を里親募集で探す方法と引取方法の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

ペットショップで売れ残ってしまった犬や猫が、その後どうなっていくのかを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。それに伴い、生体販売の問題点についても少しだけ紹介しましたが、実際に生体販売が無くなっていくのは難しいことなのかもしれません。

それであれば、せめて海外のように動物を扱う販売業者に対して、もう少し動物の権利を守るような制度を設けるべきではないかとも思います。ペットを飼う時の選択肢として、里親制度を利用することも紹介しました。保護施設には様々な犬や猫がいて、家族として迎え入れてくれる人を待っています。是非選択肢の一つとして、里親制度の利用も入れていただきたいと思います。







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