犬も寝言を言う!?寝ている時は夢を見ているの?

犬 寝言愛犬と生活していると、様々な仕草や表情を見せてくれて毎日楽しいですよね。一生懸命遊んでいたあとなどは、ぐっすりと眠りにつく愛犬を見ながら、飼い主さんもひとときの休憩時間です。

しかし、眠っている愛犬が白目がちに何かモゴモゴ言っていたり、足をバタバタと動かしだすとビックリしてしまいますよね!寝言にも様々なパターンがあり、心配になってしまう飼い主さんの為に今回は犬の睡眠について詳しく解説していきますね♪

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犬の寝言はストレスが関係している!?

犬が寝ている時に起こす行動は、寝言以外にも下記のようなものが挙げられます。

  • 尻尾を振る
  • 走るように手足をバタバタする
  • 目や耳がピクピク動く
  • 呼吸が荒くなる
  • 突然吠える

飼い主さんから見るとビックリしてしまうようなことばかりですよね。ストレスが関係していてこのような行動をしてしまうのかと不安になってしまいがちですが、これらの行動は生きている動物で、脳があり、知能がある生き物であると、ごく自然なことだと言えます。

寝言は自然な現象

犬も人間と同じように夢を見ていると考えられています。夢を見るということは、脳が一日にあったできごとを整理する大切なことです。ですので、夢を見ている時に寝言を言うこともあるのです。

犬が睡眠中に寝言を言っていたり、走るような仕草をしていると不安になって起こしてしまう飼い主さんもいますが、この時の犬の脳は、必要な情報を整理している大切な時ですので、起こさずにそっとしておいてあげましょう。

子犬は寝言が多い傾向にある

成犬よりも子犬の方が寝言などを言うことが多い傾向にあります。それは、成犬よりも子犬の方が、毎日初体験をするようなできごとが多く、脳に毎日新しい情報が書き加えられているからなのです。

成犬の場合も、初めての場所におでかけしたり、初めての遊び方にチャレンジしたり、普段あまり会わない人と会ったりなどした場合に寝言が多くなることがあります。

寝言よりいびきが危険!

犬の寝言よりも注意したいのが、犬のいびきです。いびきは肥満などの体型によるものが原因であることや、パグやシーズー、ペキニーズなどの短頭犬種などに多い呼吸器の異常、心臓病などの病気のサインの1つでもあるのです。

寝言よりもいびきをかいていないか、愛犬が眠っている時にチェックしましょう。いびきの頻度が多く、息苦しそうにしている場合は、動物病院で相談してみることをおすすめします。

犬のいびきについては更に以下の記事で詳しく解説しています。

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ストレスを感じている犬の行動

寝言がストレスに関係しているか不安な飼い主さんもいると思いますが、ストレスを感じている犬の行動は寝ている時以外に反映されます。犬がストレスを感じている時にする行動は以下のものが挙げられます。

  • 尻尾を追いかける
  • 体の一部を異常に舐め続ける
  • 足や尻尾を噛む
  • 過剰に吠える
  • 食欲がなくなる
  • お腹を壊す
  • ブルブル震える

愛犬がこのような行動をしていないかチェックしてみましょう!眠っている時に、寝言で吠えることがありますが、これは夢を見ているからなのです。次に犬の夢について詳しくお話ししていきますね。

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犬が寝ている時は夢を見ている

上記にも書きましたが犬に限らず、生きている動物で、脳があり、知能がある生き物であると夢を見ます。これは私達人間も同じですよね。夢はどうして見るのか、詳しくご説明していきたいと思います。

睡眠時の脳の仕組み

夢を見る仕組みは、脳の睡眠時の仕組みによるものです。寝ている時、脳はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)を規則的に繰り返しており、この2種類の睡眠状態は、脊椎動物の鳥類と哺乳類で見られます。

よって、私達人間も、犬も猫も、睡眠時には、このノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返す状態にあると言えます。

レム睡眠時に夢を見る

分かりやすく言うと、ノンレム睡眠とは、脳も体も眠っている状態、レム睡眠は脳が起きている状態で体が眠っている状態です。ノンレム睡眠時は、呼吸が穏やかで規則的になり、血圧、体温、脈拍ともに落ち着いた状態になります。脳が眠っている状態なので、多少の物音や摩擦では起きません。

例えば、眠っている人を起こす時に体をゆすっても全く起きないし、起きても体をゆすられたことに気付いていないことがありますよね。これはノンレム睡眠時だったということです。

反対にレム睡眠時はと言いますと、脳が起きていて体が眠っている状態なので、体の力が抜けているにも関わらず、眼球が動いたり、手足が動いたり、呼吸や脈拍が変動したりします。そして、このレム睡眠時に記憶の整理をしており、よって夢を見るというわけなのです。

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記憶の整理とは

眠っている時に記憶の整理をしていると言いましたが、一体どのようなことなのでしょう?例えばですが、皆さんスマートフォンはお持ちでしょうか?スマートフォンには16GBや32GBなど、容量がありますよね。

ここに写真や動画などを毎日撮りためていくと、容量の限界がきてしまい、大切な写真や動画さえ記録出来なくなってしまいますよね。新しい情報を保管する為には、不必要な情報を削除していく必要があり、これは脳にも同じことが言えるのです。

毎日あったできごとを脳に記憶させていると、脳の容量がパンクしてしまいます。よって、大切な情報だけを残していくためには、情報の選別(整理)が必要になるのです。その選別をしている作業が「夢」なのです。

犬の夢(記憶)はしつけにも関連していた!

記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。短期記憶は一時的な記憶、長期記憶は長期間保持できる記憶のことです。犬はこの短期記憶が苦手で、短期記憶を保持できる時間は2~3秒程度~30秒程度とも言われており、犬は数秒前のことを忘れてしまうのです。

一方、長期記憶は短期記憶の関連づけや繰り返しによって、長期間保持できるようになった記憶のことを言います。実は犬は、長期記憶は大の得意で、10年以上も覚えていると言われています!

よって、一緒にいる時間が長い飼い主さんの情報は、多くの経験と関連づけられ、長期記憶として定着します。犬のしつけをする時には、犬が命令通りに行動できた直後に、ご褒美=大好きなおやつをあげる、遊んであげる、なでてあげる、という行為を繰り返し行うことで、長期記憶として犬の記憶に残るようになるのです。

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寝ている時にピクピクと痙攣する原因

先程、レム睡眠時に夢を見るとお話しましたね!ピクピクと睡眠時に痙攣している犬の夢は一体どんなものを見ているのでしょう?夢と何か関連があるのでしょうか?

口がピクピクする

人間も同じですが、レム睡眠中の体の動きは夢と連動しているものが多いようです。口がピクピクしている時は、もしかしたら夢の中で美味しいごはんやおやつを食べているのかもしれません。おもちゃを口にくわえて遊んでいる夢を見ているのかもしれませんね♪

耳がピクピクしている

レム睡眠時には、脳が覚醒している状態なので周囲の音にも敏感に反応します。よって、耳がピクピクしている時は、周囲の音を聞きとろうとしていることが考えられます。

目がピクピクしている

睡眠中の犬の目がキョロキョロしていたり、ピクピクしているのを見るとちょっとギョッとしてしまいますよね!実はレム睡眠はRapid Eye Movementの略語のREM「レム」で、意味は「睡眠中の急速眼球運動」のことなのです。

名前からもわかるように、眼球の動きはとても自然なことですので、安心してくださいね!見かけたら「今記憶の整理中なんだな」とそっとしておいてあげましょう。

病気からの痙攣

上記までは夢から関連づいた痙攣のお話でしたが、実はてんかんの発作や、低血糖、熱中症、低体温症、感染症でも睡眠中に痙攣を起こすことがあります。てんかんの発作からの痙攣は、先天性の場合は子犬の時から発症しますし、成犬になってからの二次性の発症もあり注意が必要です。これらの発作は突然起こる場合もありますが、前兆があることもあり、下記のようなものが挙げられます。

  • 落ち着きがなくなる
  • 神経質になる
  • 嘔吐
  • 大量のよだれ
  • 元気がなくなる
  • 震えが止まらなくなる

レム睡眠時からの痙攣と、その他の発作の痙攣の違いは「とても激しく全身性であること」です。てんかんの発作の痙攣の場合は、脳の神経回路が異常を起こしている状態なので意識がなく、ゆすっても声をかけても起きません。

このような痙攣が起こった場合は、無理に動かそうとせず、呼吸を確認した上でそっと見守りましょう。間違っても口が閉じているからと言ってもこじ開けないようにしてください。痙攣中は筋肉が急激に委縮を繰り返している状態なので、口に手を入れると強く噛まれることがあります。どのくらいの時間痙攣していたか、泡を吹いていないかなどチェックして、速やかに動物病院へ連れて行きましょう!

まとめ

犬の睡眠についてお話しました。寝る子は育つと昔から言われていますが、これは犬にも言えることで、質のいい睡眠をとることで記憶の整理のお手伝いができます。

適度な運動を生活に取り入れ、飼い主さんとのスキンシップを大切にしながら生活すると、愛犬の体調管理やしつけにも役立ちます。愛犬を幸せな記憶で満たしてあげると、より良い関係が築けることでしょう。







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